発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2023.09.11

発達障害が問題になる現実


お久しぶりのメルマガです。

実は5日間、遅めの夏休みを頂いておりました。


家族旅行が色々あって行けなかった8月、

思い切って9月に休暇を取ることに。



わが家の息子は不登校なので

こんな予定も組めるんですよね~。



また旅の模様はブログに

綴って行く予定なので

そちらもお付き合いいただけたら嬉しいのですが…



今日は旅先で

凸凹キッズの置かれた環境について

色々と考えさせらる体験がありました。



◯◯さん

◯◯さんは

お子さんに何を授けてあげたいですか?



お金?

家?

得意なこと?

自信?



全部大事ですよね!



私もそれらは大事だと思っているのですが

息子には他に授けたいものが

3つあるんです。



それは、

成功体験

失敗したときにリカバーする力

親に愛された記憶



今回ね、やっぱりこの3つだよね

と確信した理由があるので

もしご興味あればお付き合いくださいね。



今回の旅の目的の1つが

親子でダイビング体験

だったんです。



(なぜダイビングなのか、はまた別の機会に)



ところが…



ダイビングショップの健康チェックの一覧に

発達上、精神上の問題がある
と診断されたことがある方
はお断りさせていただくことが…

の文言が。



実は私、事前にこれを見たときに

発達障害がそれにあたるとピンと来なくて

スルーしていたんですね。



ところが当日

現地に行くと「発達障害の方は参加できない」と。



なぬ!?



モヤッとしつつ

ここであれこれ議論する時間も

無駄になると思ったので

切り替えて

なんとかOKをもらえたシュノーケルに変更。



結果的にはね、

それで大正解だったんです。



息子はとにかく暑さに弱く、

ウェットスーツが痒かったり
(皮膚感覚も過敏さが少しあります)

待ち時間や説明の長さにぐったりしていた

ので笑



でもね、◯◯さん

私は終わってからも違和感が残ってしまって…。



だって

発達障害って

発達上の問題なの!?



とちょっと衝撃だったのですが

これがまだ今の日本では常識なのかと

残念な気持ちにもなりました。



本人がいくらやりたいと願っても

チャレンジさえさえてもらえないことが

世の中にはたくさんあるのだろうな、って思うと



可能性を秘めた

凸凹キッズたちの成長を阻むのは

社会の理解のなさや

仕組みや制度なんだろうな、って…



ダイビングだって

発達障害、とひとくくりにせず

スモールステップでやれば

息子はできたと思います。



シュノーケルやり始めたら

潜りっぱなしで海から出て来ませんから笑



けれど最初から

チャレンジすらできない。



これが現実。



こんな世の中の理解を深めたり

社会の障壁を取り除くのは

時間がかかります。



私は関西で、理解を広げる地域活動にも力を入れています。

諦めたわけではありません。



でも、子どもの成長は待ったなし。



子どもたちが成長する過程で

今回みたいなことって

何度も遭遇すると思うんです。



でも、

そこで諦めてしまうのではなく



「これはダメ。だったらどうする?」

とその先を考えられるように

なって欲しいな、と。



わが家の息子もそうなのですが

発達凸凹キッズたちは

白黒思考の子が多いので



YesかNo

0か100

白か黒

で物事を考えがち



だから

ダメ!となるともうこの世の終わり

くらいに絶望しちゃうんですよね💦



だけど

他にも道はたくさんあるということを

残念ながら社会で学ぶのは難しいかもしれません。



だとしたら

やはり親の私たちが、ほかの選択肢や

可能性が無限にあることを

教えて行かないといけないのではないかと…



例えば今回、

ダイビングを断られましたが

そこで諦めていては

その先の体験ができないまま終わることになっていました。


親子3ショット!
クマノミにも会えましたよ~



こんな素晴らしい経験が

先には待っている可能性があるんです。



私自身、

何か残念なことが起こったときに

がっかりはするんですけど

すぐに切り替えることを常に意識しています。



昔は全然できませんでした。

できなくて悩み続けて

病んだりしてね。



でもこれって

ある意味訓練だな

と思うわけです。



私たちの思考はクセ

によるものなので

無意識に「いつも」に引っ張られていきます。



だから意識的に

変えていく必要がある。



大人でも難しいですから

子どもはさらに難しいのですが



凸凹キッズたちの脳の特性が絡むと

尚更難しいわけです。



だからこそ、根気よく

向き合って、

前向きな言葉をかけ、ポジティブなエネルギーを

注ぎ続けることが必要なんです。



何かよくないことが起こった。

それは仕方がないことだけど

次はどうする?



子どもが何か失敗をした。

それは仕方がないことだけど

失敗したらどうする?



良くない出来事も

失敗も

そのことにずっととどまって会話をするより



まずは親が

その先を示して



いずれは一緒に考えながら

常にその先の会話することが大事なんだろうな、と思います。



凸凹キッズだけでなく

凸凹子育て中の私たち親は

これから幾度となく社会の理不尽さに

悲しみや怒りを感じることもあるでしょう。



けれど、その感情に留まらず

先へ先へと意識を向けて

前進して行きたいですね。



今日は色んな思いが溢れて

長くなってしまいました💦



今週も笑顔あふれる日々になりますように。



今日も最後までお読みくださり

ありがとうございました。