2023.10.03
「えぇ!可哀想に!」
そう言って、親友は
私に悲しそうな視線を向けました。
それは私が親友に
息子の発達障害について打ち明けたときのこと。
そのときの親友の反応に
心がチクりとし、涙が出そうになったことがあります。
(ちなみに今はそんな反応をされても何とも思いません)
◯◯さんは
そんな経験あるかしら?
わぁ大変だね💦
可哀想だね💦
他人は発達障害について
よく分かっていないから
他意もなくこんな言葉を投げかけてくるかもしれません。
けれど、良く考えたら
当時の私がそんなに反応してしまったのは
自分もそう思っていたららなんです。
障害児に産んでごめんね。
って。。。
◯◯さん
スティグマってご存知ですか?
スティグマとは
直訳すると「烙印(らくいん)」という意味。
障害などマイノリティの人たちに対する
社会から押し付けられた負の烙印
といった使われ方をしています。
親友の反応はまさしくこのスティグマでした。
障害者は可哀想
障害者は大変だ
障害者は残念な存在だ
そんな教育をいつの間にか
私たちは受けている…
教育のせいだと私は思うのですが
(教育について語り始めると1冊本が書けそうなので止めておきます)
悪意はないのは分かっているし
親友を悪く言うつもりもまったくなく…
(今でも超仲良し♡)
けれどね、◯◯さん
このスティグマ
実は私たち親も気を付けないといけないなって思ってるんです。
確かに、発達障害の子の日常生活は
苦労が多いです。
一般的な社会の枠組みに入れよう
合わせようとすると
この子たちは確かにはみ出しているかもしれません。
けれど、果たしてそれは可哀想でしょうか。
たとえば、
生まれつき視力が低い子がいたとして
それはその子の生まれ持った特性です。
その子は可哀想ですか?
何か劣っているのでしょうか。
眼鏡をかければ日常生活困りません。
発達障害を持つ子どもたちにも
視力の低い子への眼鏡のように
苦手を補うサポートがあれば困りごとは減るし
困ったときに手を差し伸べる、
支えていけば良いって思います。
日々接する大人たちが
発達障害の子は可哀想
できることが少ない
残念な存在
そんな風に思っていたら
それは子どもたちに確実に伝わっています。
その空気感、表情、言葉の選び方
全てがスティグマから来るものになるんです。
◯◯さん
スティグマを受けた子どもたちは
一体どうなるでしょうか。
何か失敗したとき
うまく行かなかったときに
「自分は障害者だから仕方ない」
そういって諦める子になってしまうのではないでしょうか。
◯◯さん、
もう一度聞いてみたいと思います。
私たちの子どもは、可哀想な存在でしょうか。
絶対に違う、と私は思います。
どんな子どもも
成長する力をもっています。
◯◯さん
もし◯◯さんが
わが子にスティグマを押しそうになっている
そんな風に思っておられたら
明日の夜から募集開始する
7DAYSプログラムへどうぞ。
凸凹わが子の力を引き出していく
1週間にしていきましょう✨
子どもが成長する力
親の私たちが信じずに
誰が信じるのでしょうか。
昔の私と同じように
子どもの力も自分の力も
信じられず悩んでいるママがおられたら
私はその手を離さ支えていきます。
では、今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる一日になりますように(^-^)