2024.07.10
どうしよう、このザワザワ。
どうしても止まらない・・・
私も発達凸凹子育て歴10年。
凸凹キッズやグレーゾーンキッズを育てている
ママ向け講座を始めてから
5年以上がたち
長期講座、凸凹キッズロードマップアカデミーの
受講生ママも200名を超え
凸凹キッズや不登校キッズが
安心して過ごせる場所を作るために
別の団体を立ち上げ、
居場所づくりを始めて3年。
それでもずっとずっと
凸凹子育てに対する違和感を
ぬぐい切れません・・・
その違和感はどこからくるのか?
それは、
発達障害児に対する謝った情報
なのだと思います。
◯◯さんもきっと
「発達障害 育て方」なんて
ネットで調べたこともきっとあると思うのですが
未だに『発達障害を治す』と
言った表現を使ってる
情報もあるし
※発達障害は病気ではないので、治そうとしなくていいです。
『発達障害は〇〇の方法で、改善します』
なんてガセネタも溢れています。
※発達障害から来る反応や行動は改善できるけどね
改めて、発達障害とは
ということを考えてみて欲しいのですが
自閉症スペクトラムの特性がどう、とか
ADHDの特性がどう、とか
もちろんメインになるものはいくつかあるのですが
いい加減、
診断が付くつかない
で何かを判断したり
診断名でその子を判断したりするのを
終わりにしていきたい。
ずっとそう思っています。
ただね、残念ながら世の中的には
そうは行きません。
診断の有無で
受けられるサービスも変わりますし
園や学校での配慮も変わって来ます。
福祉だけでなく教育現場でもそうなので
診断名が必要な状況は
まだまだ続きそうです。
でも、私たち親だけは
良くも悪くも
診断という色眼鏡で子どもを見ることのないように
して行きたいですよね。
わが家の息子は
診断がついているのは自閉のみですが
思いっきりADHDっぽい言動もあります。
でも自閉症スペクトラムと言う
診断名だけでみると
「瀬名さんのお子さん、自閉っぽくないですね~」
なんて言われたりするんです。
一見良いことのように聞こえるかもしれませんが
全くそんなことはなく
パッと見分からない特性が隠れているから
周りの人は、思わぬ反応に対応しづらかったり
どんな配慮が必要なのかが
分からない。
だから配慮が得られない
ということもあります。
だからこそ、大事なのは
お家で凸凹キッズを発達させていく
という意識。
目に見えないからこそ
周りから理解を得にくいからこそ
お家で発達させておかないと
外の世界に立ち向かうのも難しい。
何をもって療育をするのかというと
特殊なトレーニングではなく
親子の会話と環境調整のみ。
そしてその狙いはただ1つ。
https://system.faymermail.com/forms/23700
このセミナーでもお話しますが
凸凹キッズの脳の発達に
絶対的に必要なのは3つの要素。
そのうちの1つは
成功体験、でしたね。
この3つの要素が揃うと
今回の宿題ということだけでなく
子どもが自主的に動き出し
自立に向かう仕掛けができていきます。
園や学校、社会、
この世の中が発達障害に対して
正しく理解し、今より優しい世界になることを
心から期待していますし
その為の活動も諦めませんが
私たちの子どもの成長はまったなし。
親として、たった1つできること
自信を育むこと
は1日や2日ではできませんので
1日でも早く取り掛かることが
大事ではないかと思います。
これは何も診断がついていようが
いまいが
全ての子どもに対して必要なことではありますが・・・
凸凹キッズは自信を失いやすい環境にいますから
特に意識的にやらなければ。
では、今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。