2024.07.19
何が理由か分からないけれど
不安
心配
怖い
こんな感情を抱きやすい凸凹キッズ。
少しでも「いつもと違う」要素が入ると
特にこの不安感は増して行きがち💦
うん、これわが家の息子だ(笑)
不安感が強い凸凹キッズは
新しいチャレンジをする機会が減ってしまうのですが
だからと言って無理やりやらせる
のは逆効果
これはもう◯◯さんも
十分にお分かりだと思います。
ではなぜ逆効果なのか?
今回は引き続き
自己肯定感を切り口に
紐解いていきますね。
まず、不安なまま頑張った。
これが悪いわけではなく
案外やってみたら怖くなかった。
これも1つの成功体験
だと思います。
次から、それは
不安なことではなくなりますものね。
だからと言って
不安を飲み込んで頑張る経験を
積めば積むほど
不安が克服できる子になるのかというと
それはちょっと別の話
だと私は思っています。
特に、引っ込み思案なお子さん
内向的で繊細なお子さんは
周りの大人、特に私たち親の顔色を
必要以上にうかっがって
期待に応えようと頑張り過ぎる傾向があるので
親に応援されると
不安を飲み込み頑張ってしまいます。
そして、
不安を飲み込む癖がつき
不安が解消されないまま
不安のかけらがたまって、大きな塊になり
さらに消極的になったり
爆発してしまったり
さらには不安障害にまでなってしまうケースもあります。
だからと言ってチャレンジさせるな
ということではありません。
応援するな、というわけでもありません。
ただし、
不安を感じている状態にも
ポジティブな反応をあげてください。
「分かるよ」「不安だよね」
あなたなら大丈夫だと思う
そう信じる心は持ちながら
お子さん自身が
よし、やってみよう
心からそう思えるようになるまで
信じて待ってみて欲しいです。
お子さんの不安感に共感し
お子さんが本心レベルで望む方法で
サポートをしていく
(大人の良かれと思って、が逆効果なケースも多いのでね💦)
そしてもっと大事なのが
たとえチャレンジしなかったとしても
親の愛情がは変わらないことを
言葉と態度で示していく
これを繰り返すことで
「ママは私を信じてくれている」
「チャレンジしなくても受け入れてくれる」
「できない私も愛してくれる」
この体験こそが
自己肯定感を満たしていき
真のチャレンジ精神の源泉
になります✨
精神論みたいになってしまいましたが
これは脳科学からの視点でも
心理学の視点からも
同じことが言えます。
まず脳科学の視点から簡単にお話すると
(興味のある方だけ読んでね)
脳の中の感情の処理や記憶に
重要な役割を果たす偏桃体というのがあるのですが
この偏桃体が
不安や恐怖で警報を鳴らすと
ストレスホルモンの分泌を促し、心拍数や血圧を上昇せてくれるので
咄嗟に逃げたり
戦ったりできるんです。
でもどうでしょう。
逃げも戦うもなく
行動をコントロールができる
いえ、行動に移せない子がいたとしたら
そのストレスはどれほどまでか
想像はつきませんね。
もちろん時間がたてば落ち着けます。
けれど、それが何度も繰り返されるとしたら
脳もきっと疲労してしまう💦
子どもにとって
私たち親は特別な存在です。
引っ込み思案で内向型の凸凹キッズは特に
親の言葉を人一倍受け止めるので
その言葉の影響力は大!です。
子どもの不安感に
巻き込まれないようにしながら
否定的に捉えずに
不安感にも寄り添えたらいいですよね。
ママが分かってくれる。
実はそれだけで
子どもの自己肯定感はぐっと上がります。
夏休みがいよいよ始まりますから
不安な要素が減るお子さんも多いと思うので
安心感を感じられる言葉のキャッチボールで
自己肯定感を上げる夏にしてみるのもいいかもしれません✨
それでは、今週も1週間お疲れ様でした!
そして、
今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました✨
楽しい週末になりますように。