2024.07.25
「一緒に死のうか」
死ねと言ってきた児童を廊下に連れ出し
窓際でそう言い放った担任の行動の一部を
体罰と認め、謝罪した
と言う報道をご覧になりましたか?
この件は、ブログにも書いたので
読んで下さった方も
おられるかもしれません。
ブログは私と凸凹息子の日常を通して
プライベート丸裸で書いてます(笑)
フォロー、いいね、励みになります✨
結構反響がありましたので
メルマガでも違う切り口で書いていきたいと思います。
まず、何があったかと言うと
教室の冷房をつけ忘れた担任の先生に
ある児童が
と言ったことから
先生の指導がエスカレートしていまいました。
先生の対応は
明らかに行き過ぎ。
そして同時に
子どもが先生に対して
「死ね」と言う言葉を
簡単に使ってしまっている現状・・・
私の息子もそうですが
極端な言語表現をする凸凹キッズは多いんですよね。
※この報道のお子さんが発達障害だと言っているわけではないので
誤解のないようくれぐれもお願いします。
ご相談に来られるママのお子さんのお話を聞いていると
その背景は様々ですが
✓感情コントロールが苦手
✓感情表現も苦手
✓白黒思考
✓言語発達の未熟さ
と言った発達特性が関係している
ケースも多々あるように感じます。
これはブログには書きませんでしたが
例えばASDキッズの場合には
会話の中で、あいまいな表現を理解することが
苦手と言われています。
そのため、ストレートな言葉を使います。
また、ADHDキッズは
衝動的、反射的に頭に浮かんだ言葉を
使ってしまうので
脳に浮かんだ言葉を咄嗟に口を突いて出てしまう。
そういうお子さんも少なくありません。
いずれにしても、
相手に対する怒りなど負の感情が生まれたときに
気持を爆発させてしまい
究極に相手への攻撃となる言葉を使ってしまうんですよね。
発達特性があるからと言って
「死ね」などの言葉は使っていいわけではありません。
ただ、
それを厳しく叱ったところで逆効果
になることは間違いありません。
なぜなら、感情がさらに爆発し
冷静に物事を考えることができなくなり
余計なバトルに発展するのは目に見えているので・・・
でもそれを許すのではなく
厳しく指導することも必要だとも思います。
しかしながら、
大事なのはその後。
発達特性が関係していなかったとしても
どんな言葉を使うかは
日頃どんな言葉を聞いているか
も大きく関係するので
即解決する問題ではないので
(これは親御さんが悪いと言いたいわけではありません
友達やYouTubeなどの影響も大きいですよね)
息子が相手に軽く「死ね」と言っていた時期があったのですが
私は本気で伝えました。
「死ね」と言う言葉を使わないで欲しい
その言葉は、相手にも自分にも向けないで
冷静に、真剣に伝えました。
と同時に
「本当に死んで欲しいと思って言ってる?違うよね?」
「死ねと言いたいんじゃなくて、
●●して欲しかった、本当は●●が嫌だっただけじゃない?」
短い言葉で叱った後は
このような会話で、本人の感情表現をサポートして行くように
接して来ました。
先ほども書いたように
叱った後が大事で
(叱り方も大事です!短く、真剣に)
「死ね」と言う言葉に対して
ただ怒るだけで済ませると
次からその感情をどう表現すればよかったのかを
学ぶ機会が無くなってしまうことになるので
非常に勿体ないな、と。
教育の機会損失と言っても過言ではない
特に凸凹キッズたちは
相手の気持ちを理解するなどの
社会性が身につくのがゆっくりだとも言われていますが
「自分が大事にされている」
「自分は価値のある存在なのだ」
まずは本人がそう感じられる体験を
沢山積むことで
相手も大事な存在なのだと
実感するようになっていきます。
そういう意味でも
自己肯定感は凸凹キッズの社会性を上げて行くにも
大事な要素なんですよね。
その上で、感情や考えたことを
どう表現して行くのが良いのか
ママとの心地よい会話の中で
彼らは学んで行けるのだと思います。
暴言を吐きやすい凸凹キッズのご相談も多いのですが
それは彼らのある意味SOSサインでもあると思うので
そのSOSサインを見逃さず
親としてできることを考えて行きたいですね。
それでは、明日も笑顔溢れる一日になりますように。
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