2025.02.28
なぜ、発達障害の人はお金の管理が苦手なのか
今日も引き続き発達障害×お金
についてお伝えしていきたいのですが
先日のメルマガにもリアクションを頂き
ありがとうございました!
「お金のことはこれまでも
漠然とは考えていましたが
苦手意識もあり、真剣に考えるのを避けていました。」
「私自身がお金の管理が苦手なので
子どもにどう教えたら良いのか分かりませんでした。
もし、凸凹キッズ×マネーリテラシーの講座を
作って下さるならぜひ参加したいです!」
Iさん、Yさん、Rさんありがとう~✨
発達障害のある日とは、お金の管理が苦手と言われています。
お子さんの日頃の様子を見て
少しでも心配な要素がある方はもちろん
気になる様子がなかったとしても
私たちが生きている間に
お金の管理や、お金と上手に付き合えるように教育する。
自分が苦手だからと言って
逃げている場合ではないんですよね💦
だって、私たち、永遠に生きて
子どもが死ぬまでお金の管理をしてはあげられませんから💦
今のうち、できれば早いうちから始めていきたい。
なぜなら、発達障害がある人は
お金の管理が苦手な要素をたくさん持っているので
思っている以上に早くから
親は意識的にお金に関する知識を授け始めて欲しいのです。
なぜ、発達障害の人はお金の管理が苦手な人が多いのか?
理由はいくつかあります。
計画性やルールの理解、優先順位付けなど、さまざまなスキルが求められます。
しかし、発達障害のある人にとって、
これらのスキルを活用することは容易ではありません。
具体的には・・・
発達障害のある人は、実行機能(物事を計画し、順序立てて実行する能力)が弱い傾向があります。
例えば、「来月の支払いを考えて、今月の支出を抑える」といった計画を立てることが苦手です。
その場の欲求を優先してしまい、気づいたらお金がなくなっているということも。
ADHDの人に特に多いのが、衝動的な買い物をしてしまうことです。
欲しいと思ったら即購入してしまい、後から「お金が足りない!」と気づくことも。
また、ストレスが溜まると衝動買いをしてしまうケースもあります。
お金の管理には「今、いくら使ったか」「あといくら残っているか」を把握する必要があります。
しかし、ワーキングメモリ(短期的な情報を保持・処理する能力)が弱いと、
支出の記録を忘れたり、ATMでお金を引き出したこと自体を忘れてしまうことも。
「必要なもの」と「欲しいもの」の区別が難しいのも特徴です。
本来なら、家賃や食費を優先すべきですが、
「ゲームの新作が欲しい」「友達と遊びに行きたい」といった目の前の欲求を優先してしまうこともあります。
脳の報酬系も大きく関係していますね。
銀行の手続きやクレジットカードの引き落とし設定など、
お金に関するルールや仕組みを理解することが苦手な人もいます。
そのため、支払いを忘れてしまったり、無駄な手数料を払ってしまうことがよくあります。
これ、大前提として
親が子どもの発達特性に合わせた
声かけができていて
親子関係が良好な状態
であることが条件になると思います。
凸凹キッズの子育ての中で
最優先課題は、
「日常の困りごとを減らす」
「自信を育む」
ということにあるかと思いますし
今はまだ
お金の管理を親がやっていれば
特に大きな問題も起こりませんものね。
最優先課題をクリアしてから
その次のステップとして
進めていくとお考え頂くと良いかと思います。
それに、
これとこれをやれば、できるようになりますよ!
と言う魔法は残念ながらありませんので
時間もかかります💦
まずは、最優先事項である
凸凹わが子の困り感を減らし
できることを増やし、自信を授ける
ここがまだ整っていない方は、
できるだけ早く着手してください。
でなければ
お金の管理、性教育、受験対策など
必要なことに対応ができません。
できるだけ早く、状況を改善し
次のステップもしっかり踏んで行きたいと思っておられる方は・・・
来月開講の凸凹kidsロードマップアカデミーですが
お1人、キャンセルが出ました。
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では、今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。
良い週末を👋