2025.04.17
「今日ね、〇〇くんに叩かれた」
「おもちゃ貸してって言ったら、無視された」
「もう遊びたくない」
◯◯さんのお子さんが
こんなふうに、友達とケンカをして園や学校から帰って来たら、
◯◯さんは、どんな言葉を返されるでしょうか。
帰宅早々にこんな報告を受けると、
胸がザワザワしますよね💦
「またうちの子が何かしたのかしら…?」
「どう声をかければいい?」
「また明日、登校しぶったらどうしよう…」
瞬時にこんな不安が頭をよぎる方も
きっと少なくないと思います。
その不安って
子どもを大切に想っている証拠でもありますが
子ども同士のトラブルって、
大人が直接どうにかできるものではないからこそ難しいし、
不安になる、
ということもあるのではないでしょうか。
でも、
親が解決してあげられない問題だからこそ、
まずはわが子にしっかり向き合うことが
大切だと私は思うのです。
友達トラブルが増えやすい凸凹キッズは、
空気を読むのが苦手だったり、
感情を抑えるのが難しかったりすることも多く、
トラブルの“きっかけ側”にも、
“巻き込まれる側”にもなりやすい傾向があります。
まさにわが家のASD息子!
◯◯さん、私ね、
普段、色んな子どもたちと接していてこうも思うんです。
子どもたちは、今まさに
「人と関わる練習」の真っ最中。
うまくいかない経験の中で、
「どう伝えたらよかったんだろう?」
「あのとき、自分はどんな気持ちだった?」と、
少しずつ“振り返る力”も育っていく、と。
だからこそ、
大人が先に「答え」を出すのではなく、
子どもが自分で感情を整理し、
自分なりの“次”を見つけられるように寄り添うことが、
自立に向けても大切な力。
そのために、
私たち親ができることもいくつかありますが
そのうちの1つが
「そっか、それはイヤだったね」
「悔しかったね」
「腹が立ったんだね」
感情に寄り添う共感の“ひと言”をかける
ということ。
しかもそれは、
第一声で、です。
心理学では、
気持ちを“言葉にして受け止める”ことが、
子どもの自己調整力(=感情を自分で落ち着ける力)を育てるとされていて
人は誰しも
「気持ちをわかってもらえた」
という安心感があってはじめて、
心を落ち着かせていくことができるんですよね。
また脳科学の視点でも、
感情が高ぶっているときは、
アドバイスや正論は脳に届きにくいことが分かっています。
だからこそ、
“正論”よりも“共感”を。
これは、子どもの心に
言葉を届ける大切なステップ。
そしてまた、
その共感のひと言こそが、
子どもにとっての「安全基地」になるのだと思います。
うまくいかない日も、
泣いて帰ってくる日も、
「ここでは、自分の気持ちをそのまま話していいんだ」
と感じられる場所があること。
それが、また子どもにとって
明日に向かって歩き出す力になります。
日常の何気ないひと言が、
子どもたちの成長を後押ししてくれる。
だって、
安心感や楽しさを感じているときにこそ、
子どもの脳はグンと発達していくのですから✨
安全基地を作りながら
子どもの脳を発達させる
日常の中の声かけのエッセンスは
来月8日から始まる【3DAYSキャンプ】で
お伝えしていきますね。
明後日から一般募集スタートとなりますが
先日のオンラインフェスの先行予約で
すでに180名以上のママがエントリー済み。
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子どもの特性に合った声かけ、
感情の受け止め方、
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毎日の「困った」が少しずつ軽くなるヒントを、
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詳細は、明日4/18(金)21:30配信のメルマガでご案内しますね♪
楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです😊
それでは、
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる一日になりますように☀️