発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2025.06.20

凸凹キッズの「学びづらさ」学校にどう伝える?



◯◯さん、

わが家の発達凸凹、不登校の小6息子、

今日から修学旅行に参加しています!


と言っても、

フルで参加するわけではなく



2日目(明日)の、帰路につく前までの

8時~14時頃までですが💦



グループに分かれて散策したり

水族館に行ったりするのですが



全く交流のないクラスメイトと

どんな時間を過ごすのかな~?



大人はその先まで想像できますが

きっと息子は、そこまでの想像ができないのかもしれません。



親としても全く心配がないわけではないですが

その経験がどう転んでも

フォローし、学びに変えることができる

という自信だけはあるので



めっちゃ楽しみ!

というワクワク感の方が強いです。



それにね、

実は私も今日から息子と一緒に

旅行先に来ていまして(笑)



今日はあれこれ楽しんで

夕方から夫も合流し、ホテルでのんびり

明日に備えております。



修学旅行ですが

半分は家族旅行です(笑)



この着地も事前に学校の先生と

あれこれ相談して来ましたよ!



どんな作戦を立てたのか

事前にやったことなども

またシェアさせて頂きますね✨



先生に配慮をお願いする、ということで言うと

前回からお伝えしている

凸凹キッズの学習についても



学校への配慮の仕方に

悩まれている方も

きっと多いのではないでしょうか。



前回は家庭での学習サポートについて

お伝えしましたが、

今日は「外の支援」について焦点を当てていきます。


 

例えば、

「WISCの結果はあるけど、どう活かせばいいの?」


「学校にうまく伝えられない…」


「合理的配慮って、どこまでお願いしていいの?」



これ、なかなか難しいですよね💦



 

まず、WISCなどの検査を受けている場合は、

「診断」ではなく

「理解と支援の手がかり」として使うことをお勧めしています。



たとえば、

✔言語理解は平均以上

✔ワーキングメモリが弱め

という結果だった場合は、



✔口頭での説明は理解できる

✔でも、覚えておきながら何かを処理するのが苦手



というように、

お子さんの得意・不得意の“傾向”を整理する材料になります。


 

そして、ここがとても大切なのですが、

それを「伝わる形」で学校と共有することがポイントになります。



園や学校の先生が

検査結果を見て全てを理解し

配慮の方法がイメージできる方ばかりではありません。



正直、

検査結果を見せられたところで・・・

という方が殆どだと思います。



ですので、 

「できていないこと」ではなく、
「こうすればやりやすくなるんです」と伝えることがコツです。

 


たとえば、

✔「お手本を見ながらの書き写しが難しいので、
プリントで補助してもらえると助かります」


✔「複数の指示を同時に伝えられると混乱しやすいため、
“1つずつ”確認してもらえると、取り組みやすいです」


✔「提出物が遅れているときは、
“あと◯分でここまで”と具体的に区切ってもらえると動きやすいです」

 


など・・・



このように具体的に伝えると、

先生側も「なるほど、やってみますね」と動きやすくなります。



もちろん出来ないこともあると思いますが💦



 

“合理的配慮”と聞くと、

大げさに感じる方もいるかもしれませんが、

ちょっとした一工夫や環境調整のことも含まれています。

 


✔板書をプリントで代替する


✔宿題の量や内容を調整する


✔手順を視覚化する(絵カードやチェックリスト)


✔できたことを評価する言葉がけを意識する

 


こういった工夫も、すべて立派な配慮なんですよね。

 


そしてもう一つ大切なのは、

「学校と戦う」のではなく「学校と組む」スタンスです。


 

先生たちも、

毎日たくさんの子どもたちを見ています。




その中で“見えにくい困りごと”に気づいてもらうには、

保護者からの具体的な言葉がヒントになります。

 


「最近、宿題で書くのがしんどそうで…」


「記憶しておくのが難しいタイプかもしれません」


「家ではこんな工夫がうまくいっているんです」

 


やさしく状況を伝えることが、
学校との“チームづくり”のスタートになります。

 

もちろん、すぐにうまくいくことばかりではないかもしれません。



でも、その都度、

相談したり提案したりしながら

コミュニケーションをとって行けばいのではないでしょうか。



そして、先生に伝えるときに

私が一番大事にしているのは



先生への日頃の感謝の気持ちも

具体的に言葉で伝える



ということ。



ママからのご相談に乗っていると、

先生とのコミュニケーション不足で

ただすれ違っているだけ、というケースも多いと感じているのですが



それって非常に勿体ない!!



しっかりコミュニケーション取って

大切なわが子を取り巻く環境を

少しでも良くして行きたいじゃないですか✨

 

そして、外の環境調整も

もちろん大切なのですが



わが子にとって一番の環境は

家庭ですから



同時にお家での環境調整、

関わり方も含めて、より良くして行きたいですよね✨



勉強のこと、心配な気持ちは

とっても良く分かりますが



「本人のやる気のせいじゃない」

「その子らしい方法を一緒に見つけていけばいい」



過去2回の内容も含めて、

読んで下さった◯◯さんにも

そう思ってもらえたなら、嬉しいな。



 

学び方は、ひとつじゃありません。



そして、支援のかたちも家庭ひとつ分ずつ違っていていい。

 


ママの“気づき”と“言葉”が、

子どもの世界をやさしく変えていきますね。

 


それでは、

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



明日はいよいよ

息子は朝からみんなと合流です。



私は夫と数時間のデートです(笑)



それぞれやりたいこと、

観たいものが違うので、

どうすり合わせますかね~



それも含めて

また報告させて頂きますね!



皆さまも、

楽しい週末をお過ごしください✨



では、また(^-^)