発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2022.12.26

学校にどこまで配慮を求める?合理的配慮について



冬休みに突入しましたね~

◯◯さんはほっと一息?

それとも

お子さんとの時間が増えて

ちょっぴり憂鬱でしょうか(笑)



もしかしたら

通知表を見て親子で落ち込んでいる…

そんなご家庭もあるかもしれませんね。



今日は

もうちょっと学校に配慮してもらいたい

でも

どこまで言っていいのか迷っているママに

読んで頂きたい。



今日、個別相談でお会いした

Mさんもそのお1人。



Mさんのお子さんは

板書(黒板の文字をノートに書き写すこと)が苦手だそうで…



時間内に書けない

みんなと同じスピードで書けない



これが授業参加を阻む

大きな要因の1つになっているようでした。



この点について

「先生に何をどう伝えたら良いのか分からない」

とMさんは悩んでいらっしゃいましたが



スペシャルニーズのある子への対応が

できない先生も多いので



ここはお子さんのためにも

私たち親が

配慮して欲しいところを

しっかりと伝え、交渉していくことが

重要になってきます。



「どこまで言っていいか

分からない」

「モンペと言われるのが心配」



その気持ちも分かりますが

伝え方さえ気を付ければ

その心配は無用!です。



伝え方のキモは

おうちでうまく行った方法を伝える

ことと

先生にはあくまでも「相談」という姿勢

配慮を求めてみる、この2つ。



つまり

一方的に押し付けず
先生のやり方を尊重しながら

具体的な方法を提案して、交渉していく

ということ。



例えば、Mさんのお子さんは

板書が苦手。



板書が苦手と一言で言っても

その理由や原因は人それぞれなんですよね💦



✅文字を書いたり消したりに手間取る

✅一定の姿勢を保てない

✅一度に覚えられる文章量が少ない

✅目の動き(跳躍運動)が苦手



など色々あります。



姿勢を保てないのであれば

椅子に安定するマットを敷く

とか



学習障害などで書くのが苦手なら

書き写さずに写真を撮る

先生がプリントで渡す



目の動きに苦手さがあるなら

手元に見本を置いて

書き写せるようにする、など。



色々と

手立てが考えられるわけですが

これって全部

合理的配慮

です。



だから

堂々と学校側には伝えて欲しいのですが

「〇〇してください」

と言ってしまうと

先生のやり方を否定してしまうことに

なりかねませんから



「〇〇するとうまく描き写せるようなんです」


「〇〇だとより学習内容が入りやすいようなんですが
~していただくことはできますか?」


と言った

提案、相談型で伝える方が

お互いに気持ちが良いわけです。



合理的配慮って

どこからどこまで?って

分からないと思うのですが

明確に線引きがるわけでもないから



目の前の◯◯さんのお子さんが

何に困っているのか

にフォーカスして観察していくことで

その手立てが見えてくるようになります。



先生が~とか

他の生徒さんが~ではなく

本人がです。



常に本人を主役にして

考えていかなければ

支援や療育の方向性から逸れて行き



最終的には

本人の困りごとが増大していく

問題が先送りになってしまう

ということが起こります。




学校側をお子さんの

サポートチームの一員になってもらうつもりで

交渉してみてくださいね。



もし◯◯さんのお子さんの

困りごとについて

どんな合理的配慮が考えられるか

迷われたら、このメールに返信ください。



またメルマガで

回答していきますし



読者の皆様の事例なども

シェアし合えたら良いですよね!



というわけで

◯◯さんからも

合理的配慮についての質問や

経験談、お待ちしております。



では、

今日も最後までお読み下さり

ありがとうございました。