発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2023.03.22

ひといちばい敏感な子どもたち~発達障害、HSC~


◯◯さん

WBC、見ましたか!?



本当に絵にかいたような

優勝試合を見せてくれた

日本代表の選手の皆さんには

「ありがとー!!」と全力で伝えたいですね。



選手たちのインタビューで

感謝の言葉が溢れていたのが印象的でした。



そして自分のことだけでなく

野球界や子どもたちの未来を見据えて

いる立ち振る舞い、見習うことばかり✨



今日は飲めないお酒も飲みたい気分です♡

WBCのことを書くと長くなっちゃうのでこの辺で・・・(笑)



さてさて

◯◯さん、

最近よく見聞きするようになった

『HSP』ってどんなイメージをお持ちかしら。



HSPって

Hgihly
Sensitive
Person

の略で、過敏すぎる人、や

繊細さんなんて言われています。



最後のPersonをChilldに変えたら

HSCになります。



ちなみにHSPもHSCも医学的な
診断名ではなく、心理学者が提唱したものです。




最近、この感覚過敏に苦しむ人が

増えているようですね。



にもかかわらず、

感覚が過敏なだけでは、

発達障害とも、他の名称でも診断は出ないわけで



感覚過敏があるだけでは

医療機関に相談に行こうとは思わないと思うし



本人も自分に過敏性があるということに

気付いていないことだって多い。



だって、生まれてからずっとそうだと

それが普通だと思ってしまうよね💦



でも辛い。



その辛さや困り感が

周りの大人からも気づかれず



どんどんと二次的な問題に

進展してしまう、というケースも

残念ながら多いんですよね😿



また、

人の顔色や反応に敏感だったり

人間関係に対して強い不安を感じることを

不安型愛着スタイルと言われています。



ここで難しいのが

発達障害との線引き。



自閉症スペクトラム(ASD)の子は

感覚過敏が診断基準の1つにも

なっていて

(ただし感覚過敏だけでは診断は付かない)





一言で「過敏」と言っても

神経学的な過敏さ

心理や社会的な過敏さ



この2つで

分けて考えると良いかもしれません。



感覚過敏+人の顔色にも敏感

必要以上に気を使ってしまうのは

いわゆるHSPタイプで



感覚過敏+周りに興味はあまりない

ケースは

ASDタイプと分けることができるかもしれません。



持って生まれた受け取りやすさは

変えることはできませんが

感覚過敏は成長につれて

改善していくことも多いのですが

変らないものもあるし



空気を読み過ぎたり

必要以上に相手に気を使い過ぎるのは

悪いことではないけれど

気を使い過ぎて疲れやすくなっちゃいますよね💦



こうなると当然ながら

登園しぶりや登校拒否なんかも

出てくるわけで・・・



もし、大人の顔色を見過ぎて

不安や心配を感じながら行動している様子が見られたら

これは持って生まれたものだから

で済ませることなく



親子のコミュニケーションの中で

その不安を和らげていくことができるので

早めに対応をして行ってあげて欲しいと思います。



その方法は、次回に続けますね。



ASDと紛らわしいケースを

紹介しながら整理し

対応のところまでお伝えしていきます。



では、今日も最後までお読み下さり

ありがとうございました(^^)v