2021.07.28
こんばんは。
美養プロデューサー田嶋直美です。
近年、友人や妹やクライアントさんを通して
ちょっと気になっていることがあります。
私はずっと独身ですが、
だからこそ
「ん?」と何か違和感を
感じてきたことだと思います。
今夜は皆さんが
理想の自分になれたり
人生を変えていける
セルフイメージについて
少しお話しをしたいと思います。
”人は役割で呼ばれ続けるとどうなるか?”
突然ですが、◯◯さんに質問です♡
現在、◯◯さんは周りの人から
どのように呼ばれていますか?
苗字に「さん」付け?
下の名前のみ?
オリジナルのあだ名?
でしょうか。
または、「◯◯ちゃんのお母さん」
「部長」「リーダー」など
名前ではなく
役割·役職で呼ばれている人も多いかもしれません。
妹や弟がいれば
「お姉ちゃん」とも呼ばれますよね!
改めて自分の呼び名を振り返ってみると
学生時代は名前がほとんどだったはずが
それが社会人になると
いつの間にか役職で呼ばれ
結婚すれば近所の人たちからは
◯◯さんの奥さんと呼ばれることになる。
また、子供を持てば「お母さん」
「〇〇ちゃんのママ」と呼ばれることが
当たり前になり、
やがて孫ができたら
「おばあちゃん」と呼ばれるようになります。
このように、
安性はライフステージの変化とともに
呼び名が「名前」から「役割」に変わっていく生き物
歳を重ねるごとに「ナオミ」や「マリコ」や
「アヤ」や「エリ」といった、
自分の名前で呼んでくれる人は
どんどん少なくなります。
もしかしたら
「それって、当たり前のことで
何もおかしなことではない」と
思ったかもしれません。
しかし私は、
「名前」よりも「役割」で呼ばれることに
慣れてしまうのは危険だと感じています。
なぜなら「役割」で呼ばれ続けると
いつの間にか、その役割が
「自分のアイデンディティ」へと
すり替わってしまうからです。。。
「お母さん」と呼ばれ続けていると
いつしか自分らしく生きることを忘れ
子育てを第一に考える生活になりがちです。
お子さんが大きくなったときに
「私、これから何をすればいんだろう?」と
喪失感に襲われる人が多くいるのは
そのためだと考えています。
それは、子供ができた瞬間から、きっと
「お母さん、ママ」と呼ばれ、
役目を果たそうと必死で生きてきたから。
子育てを立派に務め上げた代わりに
自分という「個」を見失ってしまう。
これは、とても寂しいですよね。
ちなみに私の妹は、
周りのママたちをみてそうはなりたくない!と
仕事しながら、6歳と1歳の子供と
手のかかる旦那をコントロールし(笑)
家族の幸せと共に
個をどんどん確立させていっている
姉にはいつも感心しております。
力の入れどころと
抜くところ(自分を楽しませる)が
ほんとズルいくらいに上手!
自分の人生を悔いなく全うするには
「自分の人生を生きている」という
感覚が大切だと思います。
それは、やがて子供と伝わってていく信念。
子供はやがて独り立ちするので
子育ては期間限定のものと割り切っていい。
そして母親という役割にとらわれず
いくつもの顔を持っていい。
そう考えていますが、皆さんはいかがでしょうか。
かつては日本にも
女性が自由に生きられなかった時代がありました。
でも、それは過去の話。
個を活かすダイバーシティ(多様性)社会が
到来した現在、
「女は◯歳を過ぎたら◯◯◯だ」
「女性なんだから、母親なんだから
◯歳なんだから、地方に住んでるから、
こうあるべき、こうしかできない」
とかいう古臭い価値観に
もう付き合う必要はありません。
時代は大きな転換期を迎えています。
一人ひとりが従来の価値観に
縛られない自由な生き方を選ぶことによって
確実に、よりよく生きられる
素敵な社会に変化していくと信じてます。
そして、これまで意識したこともない
自分の新しい一面を知れば
いつの間にか自分自身でつくり上げていた
「こうでなければいけない」という
セルフイメージがくずれて
もっとワクワクとした
人生を生きていけると私は信じています♡
女性がもっとハッピーに生きていくために!
女の人生の幸福度を上げていくには!
自分にたいしても
社会や家族にたいしても
◯◯さん自身の
「こうありたい」という気持ちに
気づいてあげることが大切。
「こうでなければいけない」
ではなく
「こうありたい」
私たちはこうやって
メンタルに変化が訪れたときに
本当の意味で美しくなれます。
それは、心から自分自身を
認めることができ充実感に近い感覚です。
満たされた感覚♡