2023.12.25
メリークリスマス!
クリスマスは楽しく過ごせましたか?
さて、前回は、自信と自己肯定感は
違うんだよ~ということを書きました。
まだ読んでない方はまずこちらから
☟
https://system.faymermail.com/mail-magazines/1342/backnumber/detail/105611
発達凸凹キッズとママは
どうしてもその両方が下がりがち
と言う現状があると思います。
なぜなら、凸凹キッズたち自身も気付いています。
自分が他の子と同じようには
うまくできないことや
またやってしまった
って我に返って落ち込むような
衝動的な行動を取ってしまったり・・・
他の子との差に
否応なしに直面します。
それでただ自信を持って!
なんて無理な話で・・・
でね、これは凸凹キッズを育てているママも同じ。
こんなに愛情をかけて
手間も時間もかけて接しているのに
子育てがうまく行かない、辛い。
努力し続けているのに
良い結果が出ないので
いつまでこんな時間が続くのか、と
不安にもなりますよね。
私も息子も5年前までは
そんな状況でした。
私たちが、V字回復できたのは
自信を取り戻し
自己肯定感も上がってきたから
だと確信しているのですが
何をやってきたのか
振り返ってみると
やってきたことよりも
手放してきたことの方が
多いように感じるんです。
学校には毎日行く
宿題は毎日やる
自分のことは自分でできるようにする
人に優しくする
時間通り行動する
人に迷惑をかけない
ご飯は残さず食べる
約束を守る
私は息子にこうあって欲しいと思っていました。
今でもそうあって欲しいという
親の願いはありますが
ただ、今すぐその状態を望むのは
子どもにとっては相当厳しかったと思うんです。
親の願いとしてはあってもいいけれど
その理想像と今が違うのは当然で
今すぐその通り行動すべき
の「べき」が
凸凹息子の子育てを難しくしていた
と感じています。
そして同時に私も知っています。
「べき」を手放すのは難しいことだとも・・・
学校には毎日行くべき
私の中にはこの価値観がありましたし
息子にも求めていました。
けれど実際には
子どもにとって毎日行くべき場所なんて
1つもありません。
文部科学省も
学校以外の場所で学んでも良い
と明言をしているわけで
時代は大きく変わっているのに
私たち自身の価値観もどんどんブラッシュアップして行かなければ
ついて行けません。
また、
時間通りに行動なんて
子どもができるはずもありません。
できるようになるように
手をかけて、体験を通じて教えていかなければ
勝手にできるようにはなりません。
親の「べき」を見直し
子どもの成長段階、発達特性を
正しく理解し
適切な対応をしていかなければ
自信と自己肯定感は
育てられないと私自身は感じています。
でも安心してください。
これって意外と簡単なんです。
ママの対応によって
お子さんの反応は良くも悪くも変わりますよね。
ネガティブな対応をすれば
ネガティブしか返って来ません。
ですから
ポジティブな対応をすればいい。
そうすると、
お子さんの反応がポジティブに
変化していくので
次はその結果から
ママが自信を持てるように変化していくことができます。
凸凹子育てがうまく行く経験を
することが
親子同時に自信を高めていく近道。
そしてもう1つ、
必要な要素があります。
それは「環境」です。
ここについては
また次回お伝えしていきますね。
それでは、今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。