2024.10.19
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凸凹kidsロードマップアカデミー8期
増席分、キャンセル発生分も
全て満席となりました。
次回は2月、春開校の募集をお待ちください。
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「うちの子、勉強を嫌がるので困っています」
「宿題を嫌がって家では全くやらなくて・・・」
凸凹キッズの学習についても
ご相談も良くお受けするのですが・・・
当然ながら、
これやれば子どもが勉強するようになるよ~
なんていう魔法はありません。
が、
これを高めておくと
学力向上も見込めるよ、という力があります。
それが
非認知能力
です。
数値で測ることができる
IQや学力などを認知能力で、
非認知能力は、
意欲、自信、忍耐、自立、
自制、協調、
共感などの心の部分である能力
コミュニケーション能力などが含まれます。
認知能力も非認知能力も
もちろん大事なのですが
凸凹キッズの認知能力は
得意不得意が極端なケースも少なくなく
これは生まれ持った脳の特性でもあるため
無理に上げることはできません。
ですが、
小学校に入った途端に
みんなと同じ一斉授業を受けることになり
無理せざるを得ない状況に置かれていましうのがツライ・・・
ここで、大人も理解しておかないといけないのは
その子がもともと勉強嫌い、
勉強が苦手だったわけではなく
それまでの勉強においての
ネガティブな体験が多かったことが
影響をしている
ということ。
発達に合わない勉強をさせられるのは
本当に苦しいこと。
でも、
発達に合ったレベルの学習を
また
特性に合わせた学び方ができたとしたら
きっと
極端に勉強を嫌がる
という可能性は低かったんじゃないかと思うんですね。
あぁ、だったら
うちの子はもう勉強嫌いにさせてしまったので
手遅れ・・・
なんてことはありません。
勉強を嫌がる凸凹キッズたちに
関わるときのコツはあります。
とにもかくにも
「勉強嫌いにさせない」関わりが最優先!
まずは、今の勉強の内容が
本人のレベルに合っているのかを確認し
一斉授業では理解が追い付かない
もしくは、ついて行けない部分に関しては
どのようにすれば理解しやすくなるのか?
解きやすくなるのか?を考えて、
特性に合わせた学び方を一緒に見つけて行く必要があります。
それなしでは
ずーっと勉強嫌いのまま大人になってしまいます。
あとは、今日のメインテーマである
非認知能力を高める関わり方も
意識して行くのもお忘れなく。
意欲、自信も非認知能力です。
非認知能力が高ければ
学習意欲のスイッチも入りやすくなり
スイッチが入れば
勝手に勉強し始めます。
わが家の凸凹息子は
不登校歴も長く、
5年生の勉強にはまったくついて行けていないですが
私は、
勉強しなさい、と言ったことがこれまでないんですね。
なぜなら、その言葉が
さらに息子を勉強嫌いにさせると分かっていたからなのですが
今は、息子は勝手に勉強して
新しいドリルを注文してとねだるようになり
家庭教師の先生が来る日を楽しみにしています。
もし、意欲と自信がない状態で
無理に息子に勉強させていたとしたら・・・
今の状況は見込めなかったのではないか
と思っています。
これからの100年時代、
長い人生を幸せに生きて行って欲しい。
これは◯◯さんも
お子さんに願っていることだと思います。
もしも、
お子さんが勉強嫌いの状態になっているのなら
まずは、
他の場面で自信や自己肯定感を高めて行き
知的好奇心を
満たしたくなるように
環境調整して行きたいですね。
今はもう、学力よりも非認知能力
これはどんな分野でも常識になりつつあります。
実は、将来の収入にも影響があると
研究データもあるんですよ~
労働市場における非認知能力の重要性は
2000年にノーベル経済学賞を受賞した
ジェームズ・ヘックマン教授が早くから言及されていましたし
ハーバード大学のデビッド・デミング教授も
同様の研究結果を発表されていました。
子どもたちには
みんな幸せになってもらいたい!
非認知能力は
特に得意や苦手の差が大きい凸凹キッズに授けて行きたい力、
であるのは間違いなさそうです。
◯◯さんは
今日の内容を見られてどんな風に思われるでしょうか。
良かったら感想お聞かせくださいね。
明日は、私が仲間と運営している
子どもの居場所のメンバー、
そこに来ている子どもたちと一緒に
芋ほりへ♪
自分たちで植えた苗から育った
サツマイモを収穫し
また後日調理して一緒に食べたいと思います。
この一連の経験も非認知能力の向上に
一役買っていると確信しています(^-^)
◯◯さんも
楽しい日曜日をお過ごしくださいね。
では、今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。