発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2025.05.23

先生への伝え方。合理的配慮が通りやすくなる3つのコツ



「合理的配慮って、
どこまでお願いしていいの?」


「モンスターペアレントって思われたらどうしよう…」



凸凹わが子の園や学校生活で

色々と悩んでいるけれど



先生にどう伝えれば良いのか

悩んでいるママ、結構多いんですよね。



私も以前は、

「先生にお願いしていいのかな…」


「面倒な親って思われないかな…」と



ドキドキしながら話していました。



でも今は、

伝え方次第で、

伝わり方も、

受け止められ方も変わる



そう断言できるほどになりました。



昨日の放課後、

息子が突然参加表明した

修学旅行について



担任の先生のところに

ご相談に行って参りました。



人生で一度切りの

小学校最後の修学旅行。



親としては

行けたらいいな~と正直思っています。



もちろんこの思いは

本人にも伝えているのですが



今回は私の期待がどうあれ

息子が行くことを決断した

これ自体が私はとても嬉しく、彼の成長も実感✨



1泊2日の修学旅行。



息子はその一部に参加をする

ということを自分で決めました。



もちろんね、日程や行先き、

内容について確認をし



「楽しそう!」と

半日だけ参加することになりました。



先生、引率も本当に大変ですから

ご負担の内容に、とは思いますが



それでも、信頼している先生なので

私からもいくつか配慮をお願いしました。



私が日ごろから意識している

合理的配慮を“お願い”ではなく

“協力”として伝えるコツ

今日は3つご紹介しますね!




コツ①:お願いよりも“共有”を意識する

✖️「◯◯してほしいんです」
⭕️「家ではこういうやり方でうまくいっていて…」


お願いするよりも、

“情報共有”のスタンスで話すと

先生も聞く姿勢が変わります。



たとえば、

「家では、荷物が見えるようにチェックリストを貼ってます」



「時間の感覚が難しいので、時計の“何時に出発”を見せています」など、




家庭での工夫や成功事例を伝えるだけでも、

先生にとっては有益なヒントになります✨




☑︎ コツ②:目的を明確にする

✖️「静かな場所にしてもらえますか?」
⭕️「音の刺激が強いと混乱してパニックになることがあるので、●●のような落ち着ける場所があると助かります」


ただ“配慮してほしいこと”を伝えるのではなく、


なぜそれが必要なのか

=背景や理由を添えると、

先生も「なるほど!」と納得しやすくなります。



その時には、

学校内でそのような場所がありそうか

事前にチェックしておくと良いかもしれませんね。



☑︎ コツ③:“一緒に”考える姿勢を見せる

✖️「こうしてください!」
⭕️「先生のご負担にならない範囲で良いので、
●●のようにして頂くことは可能でしょうか…」



無理のない範囲で

という前提を伝えることと、



可能でしょうか?と

お伺いを立てる言葉を入れることで




先生との“対立”ではなく

“協力”関係を作ろうとする姿勢が伝わりますよね。



「どんなやり方なら、学校で可能でしょうか?」

相談モードに入るのがコツです☺️






正直ね、配慮をお願いしに行くと

特別扱いできません!

とはっきり断られるケースも耳にします。



合理的配慮と特別扱いは全く違うんですけどね…



視力が悪い子に

一番後ろの座席に座らせ

めがねも禁止して授業を受けさせるのと同じこと

だと私は思います。



「特別扱い」ではなく、

**“その子らしく過ごすための、ちょっとした工夫”**



こんな理解が広がると

素敵な世界になるだろうな~



せめて家では

わが子がわが子らしく過ごせる場所を作ってあげたいな。



わが子もそうだし

先生も同じで

伝え方をちょっと変えるだけで、

先生との関係性も作って行けるとおも思うので…




先生は、意見が食い違ったとしても

決して“敵”じゃありません。



先生だって、「力になりたい」

と思ってる人がほとんどです✨



それから、3つのコツに入れませんでしたが

これも絶対言ってください。



「いつも●●(お子さん)を

気にかけて下さり、本当にありがとうございます。」



「先生のおかげで、●●も元気に学校に通えています。」



そう、感謝の気持ちと共に

具体的にどこが有難いと思っているかも伝えること。



これはどんな人間関係においても同じですが



周りへの感謝の気持ちを

口にして伝えていくことで

良い循環が生まれると思いますし



何よりも、

一番身近にいるわが子にも伝わって、



周りに感謝できる子になるかもしれませんね。



それでは、今週も1週間お疲れ様でした!



週末、楽しんでくださいね✨



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。