発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2025.06.24

凸凹わが子に合う“ちょうどいいゴール”



前回お届けした修学旅行の話、

たくさん感想やメッセージ下さり

ありがとうございました✨




「数時間でも参加できたことがすごいですね!」



「先生との連携、どう話し合ったのか知りたいです」

などの声も届いて、とても嬉しかったです。



でも、◯◯さん

今回の修学旅行のことも

私がやったのはすごくシンプルなこと。




それが前回もチラッとお伝えしていた

「課題を大きくとらえず、細かく分けて考える」

ということです。




「行ける or 行けない」で考えず、

「どんな形なら参加できそうかな?」に視点を変えたら、

選択肢がグンと広がったんですよね。



・この時間は親が待機する

・この場面は事前に写真で確認しておく

・この活動はパスしてもOK



など、そうやって“わが子仕様”に小分けして考えることで、

本人も「やってみようかな」と前向きになれたんだと思います。



わが家の息子の参加の仕方を

具体的に考えていけたわけですね。



この考え方、

実は日常でもめちゃくちゃ使えるんです。



たとえば、少し前のわが家のある日。



放課後デイから帰ってきた息子が

「もうあいつとしゃべらん!」と怒っていて。

どうやら友達とちょっとしたケンカがあったみたい。



そのとき私はこう聞きました。




「そっか、腹立ったんやな。

いつも仲良くしてる子やんな?」

と共感しつつ、息子の話を聞き切ります。
(ここもポイント)



そして

もし今度会ったときにちょっとだけ話すとしたら、

なんて話せそう?」

と聞いてみました。



すると息子、初めは何も言わない!と

意地を張っていましたが

私がそうかそうかとうなづきながら聞いていると



「一緒に遊ぼうって言う」って。



可愛い~✨
(親バカですみません)




それで翌週、「遊ぼうと言ってみるチャレンジ」実施(笑)




そしたら、相手の子も返してくれて。

なんとそれだけで、仲直り完了!



“すぐに仲直り”を目標にするのではなく

仲直りまでのステップを



“一言だけ言う”に小さく分けたことが、

動き出すキッカケになったわけですね。



心理学ではこういう親子のやりとりを

共調整(co-regulation)といって、




感情を一緒に整理しながら、

次の一歩を見つけるプロセスが大事だと言われています。




そして脳科学的に見ても、

「できた!」と感じる体験は

ドーパミンという“やる気ホルモン”を分泌してくれるので



小さな成功体験こそが

“またやってみよう”の原動力になるんですね。



…って書くと難しく感じるかもしれませんが




要は、

「できそうなことから一緒にやってみよか」

が一番効くということです。



そしてね、これは

子どもだけじゃなくてママにも必要な視点。



「全部できなかった」じゃなくて、

「途中までできた」って自分にも言ってあげてほしい。




「今日もよくやった、私!」



そんなふうに、

自分にも“ちょっとだけ拍手”を送る時間、つくってくださいね。



◯◯さんのお子さんの

“できた”の裏には、




本人の頑張りはもちろんのこと

必ず◯◯さんの工夫や

サポートがあるはずです。



初めは工夫だったかもしれませんが

続けているうちに

当たり前になっていることもきっとあるはず。



◯◯さんは

毎日本当によく頑張っておられます!!!




もしその頑張りが

形になって成果に感じられない、

困りごとが増えているとしたら



それは◯◯さんの

努力不足でも愛情不足でもなく



ただ、その方法が少しずれているだけだと思うので

ずれを修正したいときは

どうぞ私を使ってくださいね(^-^)



そして、また夏休みも近づいて来ますので・・・



夏休みの毎年のあの企画

「勉強が苦手な子の宿題対策」

をお伝えするセミナーもやりますね。



今週末(28(土))から募集を開始できるよう

絶賛準備中です。

お楽しみに♪




それでは、今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。



また明日も、ひとつ笑顔が増える1日になりますように🌿