2025.06.26
◯◯さん、
お子さんの勉強、宿題
どんな風に取り組んでおられるでしょうか。
昨日も個別相談で
数名の方からのご相談をお伺いしていたのですが
癇癪がひどい。
暴言、暴力が悪化して来ている。
お悩みはここだったのですが
きっかけになっているのが
勉強や宿題でした。
勉強が苦手な凸凹キッズにとって
「宿題」は、ただの学習ではなく、
“感情が爆発しやすいトリガー”でもあるんです。
これは、やる気がないとか、
怠けているからではなく、
勉強に取り組ませようと
必至になって子どもにかける声が
お子さんに合っていない
もしくは
命令形の言葉になってしまっていることで
お子さんと感情的なぶつかり合いを
起こしてしまっているケースも非常に多いんですよね💦
そもそもね、今取り組んでいる
勉強や宿題の進捗が本人のペースと合っていない
また、脳の特性に合っていないやり方で
無理やり取り組んできた結果
学習への苦手さも大きくなっているかもしれません。
実際、脳科学の研究では
「脳はストレスを感じているとき、
実行機能(計画・切り替え・記憶)がうまく働かない」
と言われています。
実行機能とは
超カンタンに言うと
やることを決めて、
それを最後までやりとげるための脳の力
つまり、やり遂げるためには
怒られながらやる宿題、
できる気がしない宿題は、
"できる力"もどんどん削がれていくということ。
とは言え、
言わないと宿題が終わらないよ(泣)
と言いたくなるのも分かります💦
だからこそ、
勉強嫌いの凸凹キッズに必要なのは
お尻をたたいて宿題をさせるのではなく
"わが家に合った宿題のルールづくり"
です。
ルールを作るポイントは、
「やらせるため」ではなく「取り組める形に調整する」ことから。
心理学の観点では、
“子どもが自分でコントロールできたと感じる体験”が、
行動の継続や挑戦への意欲を高めるとされています。
ですから、超ざっくりいうと
「今日はこれだけでOKにしようか」
「じゃあ、それならできるかも!」
と言った流れを作りたいんですね。
この“わが家ルール”を
◯◯さんとお子さんとで
一緒につくるプロセスが、
一番の支援になるのです。
そして、これも忘れずにいて欲しいのですが
大人が「このくらいやって当たり前」と思っている基準は、
子どもにとっては
めちゃくちゃ高いハードルになっていることがある、
ということ。
本人の脳の特性に合わせて、
続けられる”ラインを見つけてあげる。
これが、宿題バトルを減らすための第一歩です。
宿題や学習って、
やるか・やらないか、だけじゃなくて、
「どうやるか」を一緒に考えることが、
子どもとの信頼関係にもつながります。
夏休みも近づいていますが
親子時間が増えるタイミングでもありますので
“ちょうどよい学び方”を探し
お子さんを応援する時間にしていきませんか?
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凸凹キッズの夏休みの宿題対策
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勉強の「べ」の字を聞いただけでも
癇癪起こしていたわが家の凸凹息子が
意欲的に勉強に向かうようになった仕掛けも全公開
します。
凸凹キッズたちの未来を全力応援したいので
大盤振る舞い
無料で開催させて頂きますのでお楽しみに✨
それでは、今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
明日も、笑顔溢れる一日になりますように✨