2022.08.21
夏休み明けの行き渋りにも応用できる対応原則
こんばんは。
凸凹kidsロードマップ・アカデミー主宰
瀬名香織です。

昨日は、
子どもが深く悩んでいる様子が見られたときの
に覚えておいて欲しい対応の原則
TALKの原則
についてお伝えしました。
まだ読んでない方はこちらから☟
https://system.faymermail.com/mail-magazines/1342/backnumber/detail/53104
今日は後半の2つ、
LとKについて。
L=Listen
絶望的な気持ちを傾聴するということ。
この傾聴、というのがまた難しさがあるのですが
とにかく最後まで聞ききる、ということを
やってみて欲しい。
大人は悩んでる子どもの話を聞くと、
どうしても解決策を提示したくなったり、
間違いを指摘したりしたくなっちゃうのですが💦
「提案は明日以降」今日はしない。
くらいのつもりで
とにかく聞き切って欲しいと思います。
本人も話して気持ちを整理しようとしていますから
途中で口を挟んだりするのはNG。
子どもの言葉の一つ一つに囚われず、
背景を察するということが大事になってきます。
K=Keep safe
安全を確保すること。
いじめなどが絡んでいる可能性がある場合です。
情緒不安定な様子があったとしたら
明日はちょっと休もうよ、って
親からドクターストップを
かけてあげた方が良いケースもあるですよね。
周りからいじめを受けている場合は、
自分から「学校に行かない」とはなかなか言えない子も多いので…
「学校へ行きたくない」という訴えは
命に係わるSOSの場合がありますので
その訴えはぜひ見逃さないで欲しいな、と思います。
昨日もお伝えしましたが
自殺まで考えている子だけに
限定せずに、学校への行き渋りがあるお子さんにも
応用ができますので
この1つ1つを丁寧に対応することで
お子さんの心のケアができていると
2学期もお子さんが一歩を踏み出す勇気になるのではないでしょうか。
昨日と今日は少しまじめに書きましたが
(いつもまじめですけどね!)
この時期になると
胸の痛むニュースが今年は減ることを
祈らずにはおれません・・・
子どもの命や健康以上に
大切なものはないのだ、ということを
私も改めて胸に刻みたいと思います。
さぁ、夏休みの残すところわずかとなりました。
楽しい時間を増やして
子どもの心のエネルギーを満タンしておきたいですね✨
今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。