この週末は、

セミナー三昧だったのですが

テーマは凸凹キッズの
「かんしゃく」や「怒り」について。
（ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました！）

その中で

ちょっと気になる状況がありましてね、

もしかして私が思っている以上に

その状況に悩んでいる方がいらっしゃるのかと思うので

今日はそのことを

書いていきたいと思います。

インスタにも上げたんだけど

ここではもう少し突っ込んで書いていきますよ～

その悩ましい状況とは

「家の中だけで癇癪を起す」

こと。

毎日学校に行って

学校では特に問題もなく過ごしていて

先生から何か指摘されることもない。

ところが家に帰ってきた途端

怒りのスイッチが入りまくる…

中には1時間以上癇癪が止まらなくて、

手が付けられないというママもいらして😿

状況から考えるとこれは恐らく

『過剰適応』（かじょうてきおう）

を起していると思われます。

それは、

みんなと同じようにとか

先生から褒められたいなどの理由で

自分のキャパを超えて頑張り過ぎている状況のこと。

大抵の場合は

先生から見たら優等生なので

その子の困りごとには気付いてもらえません。

また、

本人もそのことに気付いていない、

もしくは

困っていたりできない自分を

認めたくないために

困っていたとしてもヘルプが出せない…

そうやって1日中、

100%以上がんばっているわけです。

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そりゃ疲れますよね…

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こういった子たちを取り巻く環境において

何が問題かというと

学校で必要な支援を受けられないこと

なんですね。

だって、

先生は優等生だと思っているし

できていることが多いから

見落とされちゃうんですー！

しかも、

家での様子を伝えたところで

先生は想像ができないから

あんまり理解もしてもらえない

それどころか

「お母さん、心配しすぎですよ！」

なんて言われたり。

過剰適応している子の多くの場合

小学校低学年までは

なんとかかんとかそのままいけるんです。
（決して良くはないけど）

ギリギリ知能でカバーできる。

ところが、

高学年に入って来ると

周りの子の社会性がグッと伸びてくる。

でも、凸凹キッズたちはその社会性に

ついていけない。

こうなってくると

更に頑張りが必要になってくるし

元々キャパオーバーでギリギリだった水が

溢れ出すわけです。

その結果、

二次障害を起こす、

という最悪のケースが少なくないんですね。

不登校はその典型ではないかな、
って思っています。

さらに

お家で暴力が悪化するとか、

家庭内暴力みたいなものも。

これらを防ぐには

必ず学校とも連携が必要です。

学校では先生に繰り返し

本人の困り感を伝え続けて欲しいと思います。

そして、

本人がヘルプを出しやすい関係性や

環境を作ってもらいましょう。

そして、家では

100%を求めない。

だって

学校で120%頑張り続けているのだから

お家では30%くらいできてたらOK！

くらいの感覚でちょうどバランス取れるのではないでしょうか。

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発達凸凹キッズは

０か１００の思考になりがちです。

学校で100

家で０

だったとしたら

その差をちょっとずつ埋めて行く作業が必要。

そして、

これはいつもお伝えしてますが

安心して失敗できる環境を

つくっていくこと。

これは、

過剰適応を起こしている子にとっても

欠かせないのではないかと思います。

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最近ご相談を受ける中で

この状況が増えてきています。

2学期が始まったということも

きっと影響はあると思いますが…

心配な方は、早めにご相談ください。

長引かせたら

良いことは１つもありません。

それは、

今日も最後までお読み下さり

ありがとうございました。

また今週も

にっこり笑顔で過ごせますように✨