発達凸凹キッズの自立に自信が持てるようになる!1日1分メールレッスン

2022.09.06

気に入らないことがあると物に当たる凸凹キッズ




気に入らないことがあったら
物に当たる



子どもの「癇癪」や「怒りっぽさ」
をテーマにした先日の1DAYセミナーの中で
これも多かったご相談でした。



手加減というか、
力加減ができないことも多いので
物を壊してしまうこともあるようで…



私のところの生徒さんの中にも
息子さんがものに当たるので
壁に穴が開いた、ドアが壊れた、
など大変な状況の方がいらっしゃいました。



「今は穏やかに過ごせる時間が増え
物に当たることもなくなりました。
瀬名さんのおかげです!」



こういう報告を頂くと
本当にこの仕事をやっていて良かったと
心から思います。



泣いちゃいました。



SIさん、ありがと~✨




今日は講座の中でお話する内容を
少しだけ、シェアします。
(出血大サービス)



まず、物に当たる。
壁やドアを蹴ったりと…



本人の特性が関係している可能性が
とっても高い、
と思ってもらって良いかと思います。



どんな特性かというと

状況の理解が苦手
(物を壊すことの重大さを理解していない)


気持ちや自分の状況をアウトプットするのが苦手
(嫌なことを適切に表現できない)


変化への対応が苦手
(いつもと違うことがあると許せない)



こういったことから
身近にあるものに当たっちゃう。



これは100歩譲って仕方ないとしても
(私も若いころにある)



問題は
これが
繰り返し行われるようになること。




その原因の1つとして
考えられるのが




ものに当たることで、
自分の要求を通した経験がある

ということ。



物に当たるだけではなく、
他にも

子どもが困った行動を繰り返す場合、
同様のことが言えるんですね。



また、困った行動には
4つの目的があるのですが

このケースはその中の1つ
獲得を目的としています。



つまり、何かを得るため、
自分の要求を通すために
物に当たる。



それが一度でも
成功してしまうと

また繰り返すことになってしまうんですね。



初めは
咄嗟に蹴ってしまっただけ
かもしれない。



けれども
その後の周りの対応によって

「欲しいものが手に入る」
という成功体験を

得る結果になった。



そうすると、
その困った行動を

くり返すことになります。



つまり、
物に当たるということを
コミュニケーションの

1つの手段として
学んでしまったのです。



こうして書くと
物に当たったり、
癇癪を起すのは

親のせいなのね、と



たまに自分を責める方も
いらっしゃるのですが



それは違います。



癇癪を起しやすい、
怒りっぽいのは
先ほどからお伝えしている通り本人の特性です。



それに対する対応を
親が学べる機会は

普通に生きているとありません。



これまで
知らなかっただけなんです。



◯◯さん、
知らないことは罪ですか?



私はそうは思いません。



これまでだって◯◯さんは
子どものためにと
頑張って来られましたよね。



子どもを最優先にして
自分の時間もない中で
必死に頑張って来られましたよね。




そんな自分を
責めないで欲しいんです。



知らないことは
学べばいいだけ。
そう思いませんか?



お子さんの成長は早いです。



間違ったコミュニケーション手段を
学んでしまうことは早めに防ぎたいですし



もしすでに学んでしまっているのなら
早めに対応しないければ
本人も周りも辛いですよね。



では、
どう関わっていくかですが…



ベースになる
大事なポイントは2つ。



1つは、
物に当たる原因を把握する


2つ目は、
適切な意思表示の方法を伝える



この具体的な対応の仕方は
個別ケースで細かく分析しないと
お伝えできません。



だって年齢も違えば、特性も違います。
物に当たるシチュエーションも違います。



8月末から4回に分けて開催してきた
1DAYセミナー。



10月にも追加開催が決定しています。
もし参加ご希望の方は
メールで返信頂ければ優先的にご案内します。




(実はこれまでも優先登録の方だけで埋まってしまったので💦)



それまで待てない、という方は
個別相談を承ることもできます。



初回の方のみ5,000円(60分)です。
(2回目以降は12,000円)



セミナーとは違い
有料にはなりますが、

個別ケースで相談をお受けできますので
宜しければご活用ください。



さて、この物に当たる
という困った行動について



悩んでいるママには
チェックして欲しい項目があります。



次回は
その項目をご紹介しますね。



では、
今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。