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さて、ここ最近は

個別相談のご予約がパンパンの状態です。

新学期を迎え、不安もいっぱいですものね💦

そんな中増えてくるのが

イライラしてお家で荒れたり

お友だちトラブルについてのご相談。

昨日はご相談に来られたNさん。

「人の気持が分かる子になって欲しい…。

将来このまま身勝手な大人になってしまうのではないでしょうか」

こんな風に気持ちを打ち明けてくださいました。

私の答えはもちろん

『NO』ですが

今すぐにできるようになることはないし

正直時間はかかります。

特に発達特性を持っている子は

特にASD傾向があると

相手の気持ちを考えるのが

とっても苦手なんですよね。

そもそも、相手の気持ちを

どうやって認識していくのかって

◯◯さんは考えたことがおありでしょうか。

ここにも発達のプロセスは

何段階も含まれているのですが

まずは

相手と自分は違う存在だ

と気付くところから始まります。

特にASD傾向のある子は

相手には別の感情があることに

気付きにくいという傾向があるので

思った反応が返ってこないと

怒り出したりするんですよね💦

でも私、思うんです。

相手に別の感情があると知る前に

自分の感情にも客観的にも

気付けるようにならないと

そもそも難しいのではないかと…

それには前頭葉の発達が

欠かせないし

前頭葉は

脳の中でも一番最後に

発達していくところだから

子どもにとってそれがいかに難しいかは

脳科学的に見ても分かります。

相手の感情を理解するのは

子どもにとっては難しいこと

という前提で

大人は接して行く必要があるし

それは長い時間をかけて

学んでいくものだと

理解してください。

とその上で、

相手の気もちを理解して

思いやりのある子に育てる方法を

いくつかご紹介して行きたいと思います。

まず1つ目、

「感情」についての会話を増やすこと

です。

どうでしょうか？

◯◯さんは日ごろ

お子さんとどんな会話をしているでしょうか。

「〇〇しなさい」

「早く！」

「〇〇したの？」

こんな風に、日常のタスクをこなすための

指示を出す声かけが

日常会話の大部分を占めてはいないでしょうか。

もしそうだとしたら

これからは、ぜひ

感情についての会話を増やしてください。

「ママは〇〇が嬉しかった」

「▼▼は悲しかったな」

「あなたは◇◇な気持ちだったんじゃない？」

◯◯さんの気もちを

ことばにして伝える。

お子さんの気持を

想像してことばで伝える。

これだけでも、

子どもは目に見えない「相手の気持ち」

を知る機会が増えることにつながります。

その経験こそが

社会性を伸ばして行く一歩にもなるんですよね。

そうそう、

将来的に長期的な成功をもたらすのは

学業の成績などではなく

共感力や、やさしさであると

色んな研究で実証されているんですよ～✨

感情を知る、気付くことは

感情コントロールが苦手な子にも

役立ちますので、ぜひ意識してみてくださいね！

相手の気持ちが分かる子に育てる方法、

次回にも続きます。

今日も最後までお読み下さり

ありがとうございました✨