2023.05.26
いつもは凸凹子育ての
コミュニケーションや
お役立ち情報について
配信していますが
今日は、
投薬について
踏み込んでみようと思います。
(私は医者ではないので、薬について具体的にアドバイスできる立場ではありません)
飲ませた方が良いのか
飲ませない方が良いのか
私自身も同じように悩んだ経験があります。
もし、
投薬について悩んでいる方は
参考程度にこの後も読んでみてください。
発達障害は、脳の特性なので
治療と言う考え方はしません。
ですが、
その特性による日常の困りごとが
あまりにも大きくなってきて
二次的な問題が出て来た場合には
薬が処方される場合があります。
ちなみに
ADHDの場合には
コンサータやインチュニブなどが
有名ですが
薬の力を借りて
脳内の神経伝達機能を改善し、
衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善し
生きづらさを減らしていくのが目的。
ADHDを治すものではありません。
(しつこくてごめんなさい)
そこで、
多くの方が
薬を飲むか飲まないか
迷われる理由の1つが
明確な基準がない
ってことじゃないかな。
例えば
高熱が出たときに
「40度以上の熱が2日以上続くようなら
これ飲んでください」
って薬が出るとかね
誰が見聞きしても判断できる基準が
発達障害に関しては
ないじゃないですか。
だから迷う。
中には
話をよく聞きもせず
パッとそのときの子どもの様子を見ただけで
薬を処方し
効果が無ければ薬を増やす
こんなお医者さんも残念ながらいらっしゃる。
世の中に飲まなくていい薬
飲んでいる子もいるんです。実際に。
一方で、
本当は飲んだ方が良い状況だけど
薬を拒否し続ける保護者の方もいらして
明確な基準がないからこそ
また親の感情も関わってくるから
本当に難しい…
このことは
息子の主治医の先生もおっしゃっていました。
私個人としては
薬は飲んでも
飲まなくても
どっちでも良いと思っているのですが
この先、
息子への投薬を検討するタイ三イング、
基準は明確に持っているんです。
その基準は2つ。
❶息子自身が困っている
❷息子自身がその困り感を改善したいと思っている
今後、困りごとが出てくる中で
この2つがもし揃うことがあれば
投薬を検討すると思います。
これは今は息子が
これらを自分で考え
自分の言葉で言えるから
できることなんですよね💦
数年前までは
息子の様子を見て
観察して判断するしかできなかったです。
薬のことだけじゃなくて
幼い頃から
(今も幼いけど)
息子の気持ち、意思を尊重する会話を
してきました。
まだ私も完璧ではありませんが
息子の本音を聞ける会話が
できるようにもなりました。
だから
薬を飲むのか飲まないのか
これについても
本人の考えを尊重して行きたいと思います。
まだそんな会話が難しい
年齢のお子さんの場合は
今は親が判断するしかありませんよね💦
でも将来、薬だけじゃなくて
大事な決断をするときに
本人が素直に気持ちを伝えてくれる
そんな会話ができるように
今から準備しておいて欲しいと思います。
薬を飲んでも飲まなくても
必ずやらないといけないのは
わが子の特性に合わせたコミュニケ―ションに変えて行くこと。
薬を飲んだら困りごとがなくなるわけではないから
飲んでも飲まなくても
やらないといけないのは同じ。
これが根本的に
困りごとを軽減していく
大きな要素になります。
今月開講した
凸凹Kidsロードマップアカデミー4期は
15名という大所帯。
みんなで学び合い、応援し合いながら
お子さんの自立に向けてスタートを切られました。
薬に頼らず凸凹キッズの生きづらさを解消していきます。
次回は8月末開講。
7月後半から募集を開始予定です。
(毎回一般募集前に満席になります。今回は募集できますように…)
今後は発達障害や
医療研究の最新情報も
またメルマガで配信していきますね✨
では、今週もお疲れ様でした!
楽しい週末をお過ごしください。