2025.05.16
こんばんは、NAOMIです。
昨日は、一昨年に一緒に韓国旅行へ
行った大切な女性と、
久しぶりに再会しました。
あの旅のあとすぐに、
がんの診断を受けたそうです。
ステージ4、抗がん剤治療が始まりました。
もともと弱い胃はさらに弱くなり、
薬も食事も戻してしまう日々。
もともと細かった体は、
そこからさらに10kg以上痩せてしまって。
現在は病院ではなく、
自宅療養を選ばれています。
実は、昨日お会いする前、
こんなことを耳にしました。
「もう私は死ぬから、いいの。」
そう言ったのは彼女。
家族も、受け入れているそうです。
誰ももう、“抗おう”としていない。
それを聞いて、私は思わず叫ぶように
言ってしまいました。
「はぁぁぁーーー!?どうして諦めるの?治そうよ!」
だって、ステージ4から回復した人、
私は知ってる。奇跡、起こしてみたい!
もしダメだったとしても、
「できることは全部やった」って、
そう思える人生にしたくない?
「がんをなくすプロジェクト、やろうー♡」
と話を事前に聞かせてくれた女性にそう伝えました。
昨日、彼女の様子を見ながら、
私は頭の中で、薬膳ケアの方向性
「立法」を立てていました。
✔︎ 固形物も液体もつらい
→ とろみのある葛湯に薬汁や栄養をのせて、やさしく体に届ける。
✔︎ お酒が大好きで、できれば少しでも飲みたい
→ ならば、薬膳酒という選択肢を。愉しみとケアを両立させる。
彼女は普段から、ナチュラル素材を
中心に食生活を整えていた方です。
でも聞いてみると、胃の弱い彼女には、
適切でない選択や嗜好もあった。
どれだけ“良さそう”なものでも、
その人の体質に合っていなければ、
養生ではなく消耗になるんです。
「正しい食事」よりも大切なのは、
“今の私”に合っているかどうか。
これは、美意識が高く、理知的な女性ほど
見落としやすい落とし穴かもしれません。
だから私は、
体に合うかどうかを感じ取る“感性”を
育てていく薬膳を届けたい。って思っています。
ただ「いい食事」を教えるんじゃない。
「今の私を整える食事」を見つける力を
一緒に育てていく💗
彼女は62歳。
いくつもの事業をグローバルに展開してきた、
まさに“走ってきた女性”で妻で母です。
本当の意味で、自分を取り戻す時間。
私は、できる限り寄り添って
いきたいと思っています。
そして彼女が元気になったら、
こんな提案もしました。
「“がんを治す薬膳”っていう新しい事業、
やっちゃいましょうよ^^」
彼女、実はお料理が大好きなんです♡
「もっと生きたい」
その想いに、こたえる薬膳を。
その“ひと口”が、命に希望をつなぐこともある♡
◯◯さんも、
どんな小さな違和感も、
そのままにしないで、諦めずに、
最後まで“自分の一番の味方” でいてほしい。
次のレッスンも準備しています^^
彼女も検査の日と重ならなかったら
参加したかったと言ってくださった
次回のレッスンは
「ホルモン薬膳|HORMONE HARMONIA」
女を再起動する、食養生の時間です♡
お会いできるのを、心から楽しみにしています。
NAOMI