2023.03.13
こんばんは。
みーです。
今日もお読みいただきありがとうございます!
*
二十四節気と七十二候によると
今の時期、
3/1~3/15は
啓蟄 次候の「桃始笑 ももはじめてさく」
に当たります。
うちは子供たちが好きな
すみっコぐらしの四季めぐり、という
本に載っている
この七十二候を
該当日付が変わるたびに
長女がめくってくれます。
(きっちりしていて、
忘れちゃう私とは大違い)
で、今の時期の「桃始笑」。
*
昔まだ夫と二人で暮らしていたころ
大阪の泉佐野に転勤で居て、
茶道を転勤期間だけ、習っていたときに。
お茶室の掛け軸で
「桃花笑春風」
という掛け軸に出会いました。
桃花、春風に笑む。
(とうか、しゅんぷうにえむ。)
当時のお家元が
孫娘さんの誕生を祝い、
詠んだ句らしいのです。
それがず~っと
素敵だなあ、と思っていて。
桃がほころぶ季節に
桃の花がひらくように
お孫さんが誕生する喜びを
こんなふうに歌にできるなんて・・と
感動がずっと胸にありまして。
私の妊娠が女の子とわかり、
名前を考えているときに
この掛け軸が浮かんで、
このお言葉からヒントを受けて
長女の名前に使わせてもらいました。
11年経った今も
本人がどう思ってるかは別としてw
親の私には
彼女の笑顔って本当に
ぱっと周りを明るくするし
花がそっと開くように
優しくて、キラキラしていて。
親の勝手だけれど
お名前の込めたものを
ひなまつり付近には思い出すのです。
*
長女だけじゃなくて
自分の名前も折に触れて
ふりかえってみると
親の願いが見えてくるし
少なからず、
私の本質を表しているような
私のお役目を表しているような
気がしています。
お名前、に願いを込めてくれるのは
お名前、を付けてくれた人や
両親、家族、
誕生を一番近くで見守ってくれた人たち。
そして
託されたものを
どう再解釈し、
どう生きるか、を決めるのは
お名前をつけてもらった本人。
*
色んな論争すらある
子どもの名づけ、だけれども
そこに宿るもの
それをどう受け取って
どこを採用して
どう体現していくか
それを振り返り
考えられるのは
40超えて大人になった
(年齢だけ大人かも知らんw)
面白さだなあって思うのです。
*
お名前の由来について
私たちの時代(昭和世代)は
本当は家系として男の子が望まれたのに
女の子だったから
じいちゃんばあちゃんががっかりして
適当に○○にした、とか
お父さんが好きな女優が○○だから、とか
子どもにとっては
とうてい受け入れがたいエピソードも
これまで何度も耳にしてきたし、
それを絞り出すように
口にする方にも何人も出会ってきました。
その辛さを
私は味わったことはありませんが
大人になった私たちができるのは
受け取り直して
再定義、を自分にふさわしいものにすること。
そこから
ものすごいその人本来の美しさを
発揮して
輝いている人がたくさんいるのも
また素晴らしいなあと思ってます。
あなたは
自分のお名前から、何を受け取る?
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